こんにちは、えみすです。
現在、私には元気な息子がいます。
息子を授かるまでに、病院での不妊治療を初めてから7年かかりました。私にとってその7年間は長くて、言葉に言い表せない苦しさが年を重ねるごとに増えていきました。不妊治療は体と心の負担やストレスが大きく、たくさんの辛い経験もしました。
私よりももっともっと苦しんでおられる方もいらっしゃると思います。
こんな人生もあるんだな程度に読んでください。笑
授かるまでの7年間まとめ
結婚と同時に転勤。仕事も辞めました。不規則な時間の仕事だったので少量の不正出血があったり、生理不順でした。結婚してから1年後に妊活を始めました。
子宮外妊娠で左の卵管を切除しました。
卵管が1つなので卵管造影をして、人工授精にステップアップ。
最初に受診した産婦人科が合わないので、姉が出産した病院に通院してみる。2回目の卵管造影をする。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断される。なかなか卵胞が育たないことも。うまく育った時は人工授精をしましたが、授かることはありませんでした。
不妊専門の病院に変更してから、2回目の挑戦で妊娠。
7年間を詳しく
1〜2年目 初めての産婦人科
結婚後1年を少し過ぎて、妊活を始めました。半年経っても授からなかったので産婦人科に行った方が早いと思い、クチコミのいい病院をネットで調べました。
その産婦人科で排卵誘発剤の注射をし、タイミングを取るように言われました。
そして、妊娠したのですが子宮外妊娠でした。
3年目 転勤で引っ越し
結婚して2回目の転勤です。大変なのが病院探し。そして治療は1からのスタート。
今回は1年ほどでまた転勤になると言われていたので(この時だけ期間限定でした)私は仕事をしないで、ゆっくりさせてもらいました。
最初に通っていた産婦人科の先生に、卵管造影検査の出来る産婦人科を紹介してもらい、治療もそちらの病院に変えました。
実はこの検査後6か月は妊活女性の「ゴールデンタイム」と呼ばれているのです。
卵管に造影剤を注入することで、
引用元:桂川レディースクリニック 痛い?痛くない?子宮卵管造影検査
卵管の通りが通常時よりも良くなり、
受精しやすくなります。
この検査後、半年間の妊娠率は通常時よりも格段と上がるのです。
タイミングの後、人工授精にステップアップしたのですが、ゴールデンタイム中に授かることはできませんでした。
4〜6年目 転勤でまた引っ越しと多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
3回目の転勤で私の地元の県に戻ってこれて嬉しかったのですが、病院探しに苦戦しました。自分の周りでは不妊治療をしている友人や親類はいませんでした。生理が来なくて、急いで自分で見つけた病院は合わず、姉に勧められて姉が出産した病院に3年通いました。
その時、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されました。
なかなか1つの卵胞が大きく育たなかったり、卵管がない左側の卵胞の方が大きく育ったりしました。
卵管造影検査ももう一度しました。
薬をたくさん飲んでも、注射を何度もしても、全然授からない。終わりの見えない不妊治療に疲れ、私は期限を決めることにしました。
35歳までに授からなかったら、やめる!
7年目 不妊治療専門の病院に変更し、妊娠
治療内容が毎回同じで、本当にこれでいいのか疑問が出てきました。
不妊治療専門の病院が近くにあることが分かり、思い切って病院を変えました。口調が冷たい年配の男性の先生でしたが、治療は全然違いました。病院に通わず、自宅で自分でお腹に注射したり、服用する薬も違いました。
地味に嫌だった基礎体温の計測は、測ってくるように言われることがなく気持ち的に少し楽でした。
あと、不妊専門の病院なので子連れの方、お腹の大きな妊婦さんを目にすることもないですし、診察後に個室で看護師の方が心配事や相談事を聞いてくださるので、有難かったです。2人目不妊の方は通院が大変かもしれません。
通院を始めて2回目の排卵の時に、人工授精で妊娠しました。
前の病院と明らかに違ったのは、排卵誘発剤の注射のタイミングでした。
前の病院では、排卵誘発剤の注射をして、翌日の午前中に人工授精。
専門の病院では、人工授精をする日に排卵誘発剤の注射をしました。
不妊治療を通して思ったこと
若いから何とかなると過ごしていましたが、年齢なんて関係ない。
個人的には、専門の病院に通った方が最先端の治療が受けられるので良いと思います。
私の場合は体外受精をするほどの余裕がなく、出来る治療は人工授精まででした。
不妊治療だけではないですが、終わりの見えない治療って本当に辛いですね。
妊娠を望まれている方の元に、赤ちゃんが来てくれますように。最後までありがとうございました。
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