私の経験した子宮外妊娠

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初めての妊娠は子宮外妊娠でした

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えみす
結婚後、初めての妊娠は子宮外妊娠(異所性妊娠)でした。
結果的に左の卵管を開腹術で切除しました。
症状・手術・入院・その後のこと

覚えている限り詳しく書いていきます。

お腹が痛かったり、出血したり、妊娠の可能性が少しでもある場合は早めに受診されることをお勧めします。

2011年頃のお話です。
目次

初めての産婦人科

半年程自分たちなりに妊活しましたがうまくいかず、出来るだけ若いうちに子どもを授かりたかったので、産婦人科に相談に行きました。転勤族で地元よりずっと都会に越してきたので、ネットでクチコミがよかったところに決めました。

1回目のタイミングで妊娠

排卵誘発剤の注射をして、その日タイミングをとるように言われました。
その後妊娠検査薬で陽性反応が出て、私は妊娠することが出来ました。嬉しくて、すぐに夫や母に報告しました。

それと同時に私の心の中で『こんなにうまくいくはずがない』という思いが何度も湧き上がり、消えることはありませんでした。なぜそんなことを思ってしまったのか分かりませんが、本当にその通りになってしまいました。

胎嚢が見えない

胎嚢が見えない

陽性が出てすぐ、産婦人科を受診しました。夫も一緒に付いて来てくれて、わくわくしていました。でも、モニターには何にも映っていませんでした。先生にも「来るのが早かったのかな。また、数日後に来てください」と言われました。出産予定日も7月終わりだと言われていたので、次は赤ちゃんの様子が見られるのかな、なんて呑気に考えていました。

出血とお腹の張り

受診の予約をした前々日の夕方、お腹が張る感じがしました。そして、少量の鮮血。心配になり、病院に電話。お腹の痛みが無かったのと出血が少量だった、診察時間が終わってしまっていた為、翌日の朝1番早い時間に診察してもらうことになりました。

子宮外妊娠

先生から「胎嚢は見えません。子宮が血でいっぱいです。子宮外妊娠である可能性が高いです。紹介状を渡しますので、すぐにそちらの病院へ行ってください」と言われました。呆然としたままお会見を済ませ、1人で車で来ていたのでまた1人で紹介状の市立病院へと向かいました。

悲しみ苦しみ

車に乗って1人になって、やっと実感が湧いてきました。やっぱりうまくいかなかった、ごめんなさい、ごめんなさい。その言葉が頭の中でぐるぐる回っていました。涙が溢れて止められないまま運転をして、病院へ辿り着きました。

もしかしてあの時

実は妊娠検査薬で陽性が出る数日前の夜、下腹部にものすごい痛みを感じました。妊娠がわかる前だったこと、体調も悪かったこともあり、鎮痛剤を飲んでその日はなんとか眠りにつくことができました。その時に卵管に着床していたのかなと思います。

お腹が痛い

緊急手術

受付で紹介状を渡し産婦人科へ。すぐに、診察室のベッドに寝かされました。看護師さんから「痛いでしょう。すぐに診てもらえますから横になっててくださいね」と言われました。正直に言うとお腹の張りはありましたが、痛みは無かったです。鎮痛剤を飲んだあの日が1番お腹が痛かった。卵管が破裂しなくて本当によかったと今なら思います。

診察後すぐに手術をすることに決まりました。車椅子に乗せられ、病室へ連れて行かれました。大部屋が満床だったので、個室でした。そこで、看護師さんから家族に連絡するように言われました。携帯でまず電話をしたのはもちろん夫でした。「どうだった?」と聞かれ答えようとしましたが、また涙が溢れてうまく喋ることが出来ませんでした。

車椅子

うまく妊娠できなくてごめんなさい、お父さんにしてあげられなくてごめんなさい、もう涙が止まらなくなって、看護師さんが代わりに説明してくださいました。

少し落ち着いて1人になった時、母に電話しました。子宮外妊娠だったこと、今から手術を受けること。実家から離れた場所で、その時祖母も入院していたので『来なくていい、夫がいるから大丈夫』と伝えました。

術前検査

入院着(手術着)に着替え、MRIなどの検査を色々受けました。病室に戻って術前の準備が始まりました。手術をする周辺の毛の処理、へその汚れをオイルと綿棒できれいにしてもらいました。必要なことですが恥ずかしかったです。

検査が終わって病室に戻ると夫がいて、また泣いてしまいました。仕事を急遽休んで付き添ってくれました。時間がないので、手術同意書に急いでサイン。手術前には、担当される先生方が自己紹介に部屋に来てくださいました。

術前検査

テレビと違う

全身麻酔での手術は生まれて初めてでした。不安よりも悲しみの方がその時は大きかったです。暗いと思っていた手術室はとても明るく、手術台には自分で横になりました。点滴を繋がれ、口にマスクをあてられ「息を吸ってください」と言われるとそこでプツンと意識は無くなりました。

遠くで「〇〇さん、〇〇さん、〇〇さん」と呼ばれている声がして、次の瞬間下腹部にもの凄い痛みが。『痛い、痛い、痛い』と何度も言ってしまう程の激痛。すぐに水などは摂取出来なかったので、多分痛み止めの点滴を入れてもらったんだと思います。顔には酸素マスクをつけ、両脚には血栓予防のためにフットポンプを着けられて、左腕には点滴。

ドラマのようにゆっくり目覚めたり、動くことは出来ませんでした。

私の場合の手術内容

開腹手術で、左の卵管を切除しました。なので私には左の卵管はありません。
絵が得意ではないので、ぬいぐるみで白いテープが貼ってあるところを切りました。

手術後に切除した卵管を先生が夫に見せたそうです。「血の塊でよくわからなかった」と言っていました。

術後

術後すぐは意識が朦朧としていて、夫の顔を見ると涙が出ました。熱があったせいか、頭痛もひどかったです。体も怠くて動かせない。喋れない。何度も頭の中でうまく妊娠出来なかった自分を責めていました。

記憶が曖昧ですが、翌々日には体を起こせていたと思います。確か、尿検査のためにトイレに行ったと思います。それが初めてベッドから降りた行動でした。支えられながらトイレに入り1人になると、すでに生理になっていて、やっぱりダメだったんだと改めて実感したのと同時に、体ってすごいなとも思いました。

久しぶりの食事

重湯

最初の食事は重湯でした。汁です。めちゃくちゃ不味い上に、胃が拒否してしまって、吐いてしまいました。吐くとは思ってもいなくて、トレーが間に合わず、布団を汚してしまい申し訳なかったです。
それからお粥になり、徐々にごはんになり、おかずやデザートも出るようになりました。ごはんの量が多いのは記憶に残っています。ふりかけを買って来てもらう事をお勧めします。

5日間の入院

部屋の掃除や洗濯物が気になったのと、もう少しで結婚記念日だったので病院で過ごしたくなくて、1日早く退院させてもらいました。退院後も数日は貧血気味で歩くのも辛かったです。

手術の痕ももちろん痛かったです。くしゃみをする時など、お腹に力が入る時に傷口が痛みました。あとは手術で縫った糸が下腹部から出ていて(自然に溶ける糸なので放っておくしかない)下着に当たると痛かったです。

今現在

今も手術痕は薄く残っています。立っている時は、切った部分が少し凹んで見えます。息子を妊娠した際に、産婦人科の先生には「きれいに治っているね」と言われました。
一生消えない痕ですが、私にとっては赤ちゃんが来てくれた証で忘れられない記憶です。見るたびに思い出します。

原因は・・・

卵管の状態が、炎症などによって癒着している、卵管が狭くなっているなどの場合に卵管の通りが悪くなります。その原因として、クラミジア感染の病気や、子宮内膜症による卵管の炎症、不妊治療における胚移植の手術後、腹部手術の術後、過去の子宮外妊娠の既往、過去に卵管の疾患があった場合などに頻度が高まることがわかっています。

引用元:たて山レディスクリニック | 子宮外妊娠と異所性妊娠の原因と症状

私の場合は原因不明でした。担当医には「よくあることなので、自分を責めないでください」と言われました。私の周りで子宮外妊娠を経験された方がいないのですが、言わないだけで結構よくあることなのかもしれません。実際に、私自身も家族以外には話していないので。

当時は結婚と同時に転勤で知らない土地、人、都会での暮らし、色々なストレスがあって、吐き気やずっと続く気持ち悪さや息苦しさなどの症状がありました。ただのストレスだろうと思っていましたが、手術後に受診した、違う産婦人科で軽度のパニック障害だと診断されました。それが原因の1つかもしれません。

この経験から伝えたいこと

  • 妊娠を望んでいる方は一通り産婦人科で検査を受けること
  • 自分の体を大切にすること
  • 自分を責めないこと

最後の自分を責めないことはすごく難しいかもしれません。私自身も何度も何度も妊娠に至らず、自分のせいだと思っていたので。ですが、妊活も不妊治療も妊娠も出産も命懸けで自分の体に一番負担がかかります。なので、心はなるべく負担を減らして、楽しみを見つけて過ごして欲しいと思います。

私が息子を妊娠した時は、久しぶりの旅行が楽しくて、次はどこへ行こうと夫と盛り上がっていた頃でした。なので、人生を楽しんで生きて欲しいです。

そして、体調のよくないところがあれば、後回しにせずに病院へ行くことをお勧めします。人生、健康第一ですね。

長い投稿にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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